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7月3日 千葉公園大賀蓮

ここは、もと東大の農場(落合遺跡)だった所で、1948,9年(昭和23・4)慶応大学の調査団が縄文時代の丸木舟三隻と櫂(かい)六本を発掘し、縄文時代の船だまりの跡と推測されていたが、1951年(昭和26)、植物学者大賀一郎博士は地元の花園中学校の生徒達と同遺跡を発掘調査し、地下約6mの泥炭地から3粒のハスの実を発見した。
 大賀博士はこのハスの実と丸木舟の破片をシカゴ大学に送り年代分析を依頼した結果、
推定2,000年前の弥生時代後期のものと判明した

大賀博士はこの3粒の発芽実験を試みたが、2粒は失敗に終わり、残り1粒が成功した。この成功した1粒のハスの種は発掘を手伝っていた花園中学の女性徒が発見したものだと云われています。その苗を千葉公園の池、千葉県農事試験場,畑町の造り醤油屋の庭の三ヶ所に分根して成長させたところ、翌年1952年(昭和27)7月18日早朝、造り醤油屋の庭に植えたものが最初に見事な淡紅色の花を咲かせたと云われています。

 大賀ハスは「世界最古の花」と海外にも報道されて大きく反響をよびました。
その後、アメリカ、中国、オーストラリアなどへ根分けされ、友好連帯のシンボルとして世界を彩っています。大賀ハスは、「千葉市の花」になっています。




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